人は好きな格好で立っています。
それゆえに、使っている筋肉や、骨と、使っていない筋肉や、骨があるというのが、
私のゆがみに対する理論です。
単純明快なこの理論に基づいて、使えていない筋肉や骨を、 きちんと使えるように施術、訓練して、立っている状態での、 体の荷重、重心線、力のかかり方のすべてにおいて、 体にとって、バランスがよく、正しい位置に、自分自身で保てるようにしていく施術が大切だと考えています。
ゆがみとは?
ゆがみは、とくに女性の場合は、効き足と軸足のうち、 軸足をあまり使えてないことが、大きな原因のひとつにあげられます。 その際、軸足をひきずって歩いてしまうため、靴の片方だけが減る場合などにはその可能性が考えられます。 そのほか、ハイヒールでつま先に力を入れすぎていること、内股で歩いてしまうこと、 歩くときの足裏の使い方が上手にできていないことなどが、 現在までのカウンセリングと症例によって認められますが、 いずれにしても、後天的な影響が大きいのです。
骨盤のゆがみによって、子供の時にはまっすぐだった脚が、O脚になってしまったり、
脚だけが太くなってしまったり、下腹がでてしまったり、ヒップの下垂、ウエストラインの消失など、
本来持っているその人にとって、いちばん理想的なプロポーションがくずれてしまいます。
また、ゆがみを改善すれば、圧迫されていた内臓のスペースがきちんと確保されて、
ホルモンバランスが整い、血行もよくなり、代謝があがるので、
冷え、むくみ、凝り、腰痛、便秘、イライラなどが解消されるうえ、自然と健康的な肌になります。
骨盤のゆがみは、顔のプロポーションにも影響します。全身は筋肉と骨でつながっているからです。
骨盤のゆがみで、猫背になると、背中からつながっている頭部の筋肉、頭頂筋や上部僧帽筋がつかえなくなり、まぶたがたれ、水分代謝が悪くなり、顔がむくみます。
また、歯の力は食事では10kg、くいしばると100kgといわれていますが、
毎日のことなので、大変大きな力だと考えられます。それだけに、かみぐせで片方の筋肉だけをつかっていると、
鼻が曲がったり唇の位置がかわって、「アゴの筋肉に引っ張られ顔」になってしまいます。
このように顔がゆがんでくると、皮膚もたるんでしまうので、
いわゆる、ピントがぼけたような状態になり、大きくみえてしまう顔になってしまいます。
最近人気の小顔矯正ですが、当クリニックでは、顔の姿勢矯正だと思っています。
美容的観点からは復元美容と呼んでいます。
手技と訓練で、まず、土台である骨盤のゆがみを治し、さらに顔そのものへの施術をして、顔の姿勢を本来の理想的な位置に正すことで、印象は全然違うものになります。 ピントのぼけた顔の印象がシャープになり、目が大きくなり、顔の血色もよく、ハリがでて、肩こりも解消されます。
骨盤のゆがみを放置しているのは、「食べた後に歯磨きをしていないのと同じこと」と私は考えています。
今後はクリニックでの技術をより進歩させながら、自宅での体操などを公開することで、新しく正しい矯正法を広く知っていただき、ゆがみで悩むすべての方々が、美しく、健康になっていただく力になれればと思っております。